セメントプラント

国内のセメントプラント工場事例

日立セメント 日立工場

日立セメント 日立工場

画像引用元:日立セメント公式HP(http://www.hitachi-cement.co.jp/service.html)

茨城県日立市に位置するセメントプラントです。プラントはJR常磐線日立駅の市街地中心に建てられており、地域住民と行政の協力のもと稼働しています。原材料となる石灰石は架空索道とベルトコンベアにより、日立工場に運搬。普通ポルトランドセメント・高炉セメント・フライアッシュセメント・セメント系固化材などのセメントを生産しています。

低水分下水汚泥受入れ設備やバグフィルターを導入するなど、環境負荷低減にも積極的です。

デイ・シイ 川崎工場

デイ・シイ 川崎工場

画像引用元:デイ・シイ公式HP(http://www.dccorp.jp/business/cement/)

京浜工業地帯の中央近くのセメントプラントです。高い技術力と培ってきたノウハウを駆使して、首都圏のセメント需要に応えています。

原料工程・焼成工程・仕上げ出荷工程の3つのプロセスを経てセメントを製造。石灰石サイロ・粘土類ドライヤ・原料ミル・ロータリーキルン・セメントミルなど、多様な設備を用いて、高品質なセメントを提供しています。

敦賀セメント 敦賀工場

敦賀セメント 敦賀工場

画像引用元:敦賀セメント公式HP(https://www.tsuruga-cement.co.jp/business/cement.php)

福井県敦賀市の臨海に立地。原料配合の計算にコンピュータコントロールシステムを採用しているため、廃棄物を多く含んでいても高精度の配合が可能です。焼成工程では、サスペンション予熱器を通して原料を十分予熱します。その後、助燃炉へ。最終的にキルンに投入されてクリンカーと呼ばれる焼塊となります。仕上げ工程に入ると、クリンカーを仕上げミルで粉砕し、セメントの完成です。

また廃棄物・副産物の活用にも積極的で、環境に優しい設備の採用・事業活動を実践しています。

セメントプラントのプラント新設・設備更新は経験豊富な会社に依頼しよう

セメントは、配合・焼成・仕上げの工程を経て出荷されます。これらの工程には、それぞれ異なる設備が用いられるため、しっかりとプロセスを理解し、設備の導入を検討しなくてはいけません。

そのため、プラントの新設・設備更新は経験豊富な会社に依頼すべきでしょう。蓄積してきたノウハウと技術力により、きっと自社プラントに合った設備を設計してくれるはずです。

またセメント産業分野では、廃棄物や副産物の活用事業の展開を行っているプラントも多いので、環境負荷低減に効果的な設備の投入も候補に入れてみてはいかがでしょうか。

このサイトでは、愛知のプラント設計会社について紹介しています。セメントプラント設備の設計会社を探している人は、要チェックです。

【目的別】短納期や安定供給から選ぶ
愛知のプラントエンジニアリング会社4選

愛知のプラント設計会社一覧

セメントプラントとは

コンクリートを生産するプラントのこと。日本のセメントプラントの多くがバッチ方式を採用したバッチャープラントです。

主な設備には、受材ホッパー・供給ゲートなどの骨材供給装置、セメントサイロ・バケットエレベーターなどのセメント供給装置、ポンプ・混和剤攪拌槽などの水・混和剤供給装置などがあります。

バッチ方式では上記のような設備を利用して、計量・混合・排出を一回ずつ区切って行うため、非常に精度の高い生産が可能です。

プラントの操作方法は手動・半自動・自動の3つに大きく分けられますが、設備の自動化が進み、遠隔制御タイプや完全自動タイプを採用した大型プラントが増加傾向にあります。