石油精製プラント

国内の石油精製プラントの工事事例

ENEOSグループ 根岸製油所

ENEOSグループ 根岸製油所

画像引用元:ENEOSグループ公式HP(https://www.eneos.co.jp/company/about/branch/negishi/)

首都圏に属する神奈川県横浜市に建設された石油精製プラントです。敷地面積は220万㎡。広大な敷地ではありますが、プラントの合理化を図っており、様々な機器の整備に加え、設備管理の集約を行っています。

また近くに住宅地があることから、安全性と環境保全に配慮しているのも特徴のひとつ。国民のエネルギー需要に応えられるように、製品の安定供給・高品質化・大量生産を目指しているプラント設備です。

太陽石油 四国事業所

太陽石油 四国事業所

画像引用元:太陽石油公式HP(https://www.taiyooil.net/corporate/business/shikoku/)

積極的な拡充と合理化により、様々なシーンの石油需要に応えてきた四国事業所。良質な製品を、環境に配慮しながら安定的に供給することをモットーに躍進しています。愛媛県今治市に位置し、敷地面積はおよそ637000㎡です。

常圧蒸留装置や残油流動接触分解設備、不均化装置、連続触媒再生式接触改質装置、原油スプリッター、軽油深度脱硫装置、水素化分解装置など、多様な設備を活用しています。状況によって、設備の容量増強工事を行い、供給率向上を図っている石油精製プラントです。

出光興産 愛知製油所

1975年に新設された石油精製プラント。常圧蒸留装置、ナフサ水添脱硫装置、ナフサ接触改質装置、重油流動接触分解装置、アルキレーション装置、分解ガソリン脱硫設備、灯軽油脱硫装置、第2軽油水素化脱硫装置、重油直接脱硫装置、減圧蒸留設備、ガス回収装置、硫黄回収装置、アクリル酸製造装置、ミックスキシレン回収装置が主な石油精製設備です。

多様かつ高度な設備を駆使して石油製品を供給しながら、省エネ化や環境保全にも積極的に取り組んでいます。

石油精製プラントのプラント新設・設備更新は経験豊富な会社に依頼しよう

環境や安全性に配慮しながら効率的に石油製品を供給するには、多様なプラント設備を駆使しなくてはいけません。時には設備の更新や新設も必要です。

その際により効果的な設備の設置・活用を求めるなら、経験豊富な会社に依頼するのが得策でしょう。豊富な経験から、クライアントの要望にしっかりと応えてくれるはずです。さらに取り入れたい設備にあわせた臨機応変な対応も期待できます。

このサイトでは愛知のプラント設計会社についてまとめていますので、ぜひ参考にしてください。

【目的別】短納期や安定供給から選ぶ
愛知のプラントエンジニアリング会社4選

愛知のプラント設計会社一覧

石油精製プラントとは

石油精製プラントでは、沸点の違いという性質を利用して様々な石油製品を生産しています。例えば、車の燃料として使われるガソリンや、寒い日に重宝する石油ストーブの灯油、トラック・バスに使われる軽油は人々の移動、物資の運搬に欠かせません。

これらの石油製品を原油から取り出すために、石油貯蔵タンクと蒸留塔が整備されています。

石油貯蔵タンクは、油田から運ばれてきた原油を貯蔵するタンクです。一方、蒸留塔は原油をそれぞれの石油製品に分ける役割を果たしています。

精製する石油によってはこの他にも、減圧蒸留装置や分解装置、改質装置、ガソリン調合装置などが必要です。